2018 November

 

 

 
 
日本ではすっかり定着した「バル」、小さなポーションで頂けるタパスは少しず ついろいろ・・・という私達にはぴったり。タパスに日本酒を合わせた り出来 るのも東京ならでは、和食ブームのパリで、BENTOにワインを合わせる逆 バージョン?熱々のオリーブオイルでアヒージョと言うよりフリッ トになった エビがとても美味しい。

 

 

   
 
 
東京に居ると何かちょこっと頂きたいという時にとても便利なジュースバーや スープバーがあるのも嬉しい、それもパリでは信じられない駅直結。甘い モノ が苦手な私は打ち合わせの合間に具沢山のスープやスムージー、フレッシュ ジュースとナッツをチョイス、早朝の表参道はまだまだ静か・・・。

 

 

 
 
主人のゼミの卒業生と久しぶりにご一緒する。最近はスパイン風のバルの他にも 「欧風料理」というカテゴライズのお店も増えて、タパス形式でフレン チのメ ニュウを小さいポーションで頂けるのも嬉しい。イワシのコンフィにマグロのタ ルタル、牛肉の赤ワイン煮にタコのマリネ・・・、パリにもこん なお店があっ たら良いのに。

 

 

 
 
 
日本では珍しく寒くなっても外のテラス席で頂けるこのお店。生ハムにエビのカ ルパッチオ、アヒージョにチーズの盛り合わせ、そしてモザイクのよう なパ テ。皆で集まるに時に欧風料理はバリエーションも豊富で楽しい。ワインもフレ ンチ、イタリアン、スペインのカーヴァとグラスで頂けるのも嬉し い。

 

 

   
 
 
軽井沢の紅葉も終わりに近ずきスキーシーズンも到来、オープンしたてのプリン スゲレンデを見に行く。久しぶりにお蕎麦のランチ、たっぷりの胡桃を すり鉢 で摺って熱々の蕎麦湯を注ぐ。香ばしい胡桃と蕎麦の香りがいっぱいに広がる滋 養たっぷりな胡桃蕎麦。本当に美味しい・・・。

 

 

 
 
初等科の手芸部の同級生と久しぶりにお食事。その昔フェルトのお人形を作りっ こした可愛らしい思い出、お喋り最優先のためやっぱり今晩も小さな ポーショ ンで頂けるレストランをチョイス。生春巻きやクリスピーチキン、ポークのグレ ナデンソースなどハワイのカフェのようなメニュウ。屋上庭園 が素晴らしいと 聞いていたけれど話題が多すぎて気もそぞろ・・・。

 

 

 
 
 
お料理を作るのは大好きだけれど作ってもらうのはもっと好き・・・。キッチ ンいっぱいに広がるサフランとオリーブオイルの香り、もうすぐ主人が 作るパ エリアが出来上がる。美しい黄色のゴハンにエビやアサリ、タコがひしめき合う 迫力のパエリア。熱々のパエリアにレモンをたっぷり絞って、サ フランの香り も爽やかでいくらでも頂けそう。

 

 

 
 
チャイニーズの材料を揃えていると本当に「衣食同源」と思うような素材ばか り。キクラゲに干ししいたけ、長葱に生姜、白菜も細く切って大きさを揃 えて 湯気の立った大鍋に一気に放リ入れさっとゆがく。蒸しておいたもっちりした皮 の厚い餃子にコリアンダーをたっぷり散らし、その上から熱々の スープを注 ぐ。コリアンダーの香りがふわっと広がってつるつるといくらでも頂けそう、そ して本当に体に良さそう・・・。我が家は大のコリアンダー フリーク。

 

 

 
 
 
ようやく東京の仕事も一段落、スカイチームのラウンジへ。最近全てにおいて縮 小傾向の成田空港、ボジョレー・ヌーボーの解禁日の今日、いつもは チャイ ニーズのこのラウンジも各種ヌーボーとチーズや生ハム、オリーブと搭乗前に軽 く頂くにはぴったりメニュウ。快晴の空を眺めつつパリより先に 味わうボジョ レー・ヌーボー。

 

 

 
 
 
パリに戻るともうすっかり冬、陶芸家の友人の新しいアパルトマンでディナーを 頂きながら久しぶりにゆっくりお喋り。この季節にお招き頂くとフラン ス人は 必ずと言って良いほどオードブルにスープを出す。カボチャやそら豆のポター ジュ、色も美しく何より温まる。季節のお野菜を焼きこんだキッ シュに人参の ピュレ、ポタージュやピュレなど滑らかな食感のものが本当に好きな彼ら、シャ キシャキの食感を理解できるようになったのは最近の事で は?

 

 

 
 
 
お料理上手な友人のディナーはいつも楽しみ、今日もフロアに着くとおいしそう な匂い・・・。寒い寒い今晩、まずはカボチャのポタージュでほっと一 息。た まねぎとにんにくのほのかな香りがカボチャの甘さを引き立ててシンプルながら に手の込んだポタージュ。サラダにはとろりとした柿とシャキ シャキのフノイ ユ(ウイキョウ)、食感の違う素材の組み合わせが楽しい。そしてメインのプ レ・ロティ=鶏の丸焼きはフランス人の大好きなご馳走、 オーブンから出すと ハーブの香りも素晴らしく香ばしく焼けた鶏はなかなかの迫力。付け合せはゴハ ンというのも嬉しくついついお代わりしてしまう。 デザートはドライフルーツ とナッツのケーキ、断面がモザイクのようで美しい。田舎のお庭で取れた菩提樹 のハーブティーとの相性もぴったり。お忙しい中、素敵なディナーにお 招き下さるマダムFに感謝!

 

 

   
 
 
ブロッコリーが体に良いと聞いて努めて頂くようにしているけれど、パリでは一 株が巨大。房に分けて茹でるのも一仕事、そしてこれから延々にブロッ コリー のメニュウが続く・・・。

 

 

 
 
本当に寒い今年のパリの冬、何か温かいモノを頂きたいとオフィス街にひっそり 佇むヴェトナム料理のレストランへ。一歩店内に入るとその喧騒たるや 大変な 迫力、熱々のスープPHOが次々に運ばれて行く光景はココがパリである事を忘 れてしまいそう。モリエールの像のすぐ近くにチャイナタウンに ありそうな PHOのお店が並んでいるのもコスモポリタンなパリらしい。

 

 

 
 
 
冬になると定番ビストロメニュウ、エンダイブと胡桃とロックフォールチーズの サラダ。本当にこの組み合わせを考えた人に感謝したいくらい美味し い・・・。アンディーブの苦味と瑞々しさにナッツの香ばしさとロックフォール チーズの独特の塩気が交じり合って。アンディーブが他のお野菜でも、 ナッツ やチーズが他の種類でもこの味にはならない。ワインではなく少し甘いキールを 合わせるのがお気に入り。

 

 

   
 
 
 
今年のパリは本当に寒い。長いお付き合いのドクターと恒例のディナーは暖炉の ある暖かなレストラン、まずは熱々のエスカルゴと赤ワインでほっと一 息。私 はさっぱりしたエビのグリルとシャンパン、ドクターはアンドゥイエットにボ ディのある赤ワイン・・・。同じテーブルでこれほど好みが違うの も珍しい。 デザートは軽いシューにアーモンドクリームがたっぷり乗った「パリーブレス ト」。

 

 

 
 
 
友人のお宅のディナーが続く今週、寒いのでオードブルはやっぱりスープが嬉し い。ミルポアに切ったお野菜たっぷりのスープとスパイシーチキン、付 け合せ のバスマティックライスにはライムとマンゴーチャツネを添えて。チキンのスパ イシーな香りとエキゾティックなのバスマティックライスの香り が赤ワインに ぴったりでとても美味しい。

 

 

 
 
空前の日本ブームのパリ、和食は既にパリの人々には日常のチョイス。最近は韓 国料理も人気でアジア食のバリエーションが増えるのは嬉しい。NYの ソー ホーにでもありそうなモダンコレアンのこのレストラン、寒い今晩はチゲ鍋や ユッケ、ビビンバを頬張るフランス人でいっぱい!ワインの代わりに マッコル リがオススメとお隣のおじ様・・・、本当にパリはコスモポリタン。

 

 

 
 
 
忙しいランチはアトリエでさっと済ませる。炭水化物とタンパク質、緑黄色の温 野菜と淡色の生野菜をワンプレートのサラダにして頂く。小麦の代わり には マッシュポテト、そして延々と続くブロッコリー・・・。

 

 

 
 
学生だった頃いつも勉強していたこのカフェ、今ではすっかり人気のワインバー に。カウンターは牡蠣とシャブリで大賑わい、私達はゆっくりお喋りを 楽しみ たいので赤ワインとオーベルニュ地方のサラミをチョイス。固く塩気の強いサラ ミにクリーミーな無塩バター、カリッと焼いたバゲットの香ばし さ、フルー ティーなボジョレーヌーボーがぴったりでいくらでも頂けそう。

 

 

 
 
 
車で出かけると、どこかカフェにふらりと入って・・・という事はなかなか出来 ない。すぐにお腹が空く私にはパーキングが近くにあるカフェやレスト ランを 覚えておく事はとても大切。更に軽くランチでとなるとますます難しいパリ、 ヴェトナミアンがカフェのように頂けるこのカンティーヌはもう長 く通ってい るお気に入り。目の前のパーキングロットに止められるラッキーなランチタイム。

 

 

 
 
マクロン大統領による燃料高騰に反対するデモでパリ中が大混乱の週末、いつも 満々席で予約の取れないサンジェルマンの隠れ家のようなイタリアンも 今晩は 静まり返っている。久しぶりにオーナーとゆっくりお喋りをしながらまずはプロ セッコで再会を祝い、最近の新しいメニュウを次々に出して頂 く。アンティパ ストミストはどれも素晴らしく、イカ墨のリゾットは永遠の美味しさ。外はポリ スとバリケード、静かで暖かな素敵なホームと穏かで優 しいオーナーの存在に 心から感謝する夜。

 

 

 
 
 
大雨で遅れに遅れた出発、飛行機が離陸すると本当にほっとする。雲の上に出る と地上の悪天候がウソのように快晴、滑走路を変更したり空港近くの工 業地帯 を突っ切ったり・・・。水平飛行になりお隣のムッシューと思わず乾杯、朝陽の 中を飛ぶ眩しいフライト。

 

 

 
 
見渡す限り続く広大なKLMのクラウンラウンジ。空港のラウンジとは思えない サラダとフルーツのバリエーションが嬉しい。搭乗前にビタミンをたっ ぷり チャージする。

 

 

 
 
東京に到着すると11月も末というのに汗ばむほどの暖かさ、冷たいお蕎麦を頂 きたくなり神田の蕎麦屋へ。東京でもパーキングが近いことは必須条件 だけれ ども、ここは目の前にパーキングロットがあるという素晴らしさ。胡麻せいろを ツルツルと頂き、たっぷりの蕎麦湯でほっとする。

 

 

 
 
 
寒いパリから暖かな東京へ、気温差と時差、移動が続くなか元気にスケジュール をこなすためにはやっぱり「きちんと食べる」。生野菜と温野菜、淡色 野菜と 緑黄色野菜、 たんぱく質もお肉やお魚の他、卵や大豆製品も取り入れて。お野菜の鮮やかな色 を見ているだけでヴィタミンをチャージ出来そう。

 

 

 
 
Plats index 友人の結婚式で逗子・葉山の加地邸へ。フランク・ロイド・ライトの弟子であっ た遠藤新氏の設計による美しい空間にイタリアンのアンティパストが並 ぶ大き なテーブル、絵画のように美しい。暖かなお部屋に暖炉の薪が萌える音、お客様 の楽しそうな会話、冷えたシャンパンと美しいアンティパスト、 素敵な結婚式 になりそう。 page top

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